About

書いてる人(コジマ ピカル)

当初、写真・映像を用いたインスタレーションアートを主に活動していました。アートと日常の隔たりへの関心が強まっていた頃、いつもと違う道を通り、土間付きの空き家と出会いました。そして「敷居の低いギャラリー/誰でも覗けるアトリエ」として、ほぼ雑貨屋のKADOYAを開店しました。

国内外のインテリア・キッチン用品・衣類・骨董品とハンドクラフトが並び、平面・立体作品(私・友人・近所の子作)の進展が見ることが出来る店でした。

その後、ご縁と運のおかげで欧州へ行き、アート工場で働きながら制作に浸る機会を得ました。

その後、各地を転々としながら、アート・デザインに限らず現地の仕事(農業・土方・飲食etc)を通じて、土地・文化・日常を体験する暮らしを始め、現在に至ります。

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KADOYAは、すぐに子供を中心に隣人が集うようになり、お礼に夏祭りを開催しました(シェアメイトや友人の協力で出した屋台が人気)。

他の季節はソフトドリンクを置いて休憩できるように。

後に屋根裏を改築し、秘密基地を作成。一人になりたい時など、誰でも利用できるように。

後に空き部屋を使い、ゲストハウスも始めました。旅行者と近隣住人・町の飲食店との間にも交流が生まれ、旅人が帰って来る・住人が集う場所になっていきました。

10年近く経った頃、私が旅人になりました。その家は、今では新しい住人がやってきて、素敵なお店を開いているそうです。

私の旅は思ったよりも長引き、今も続いています。留まったと思えば移動し、様々な場所で出会いと別れが繰り返される中、浮き草なりにできることはないか思うようになりました。

また会えるかどうかわからない過去に出会った人と、これから道が一時交差するかも知れない未来の人へ向けて、手紙のようなものが書けないかと思い、このサイトを作りました。

コジマは日本語ページ担当キャラクター